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2015年度第4四半期景況アンケート結果
悪化の見通し続き、慎重なスタンス一層強まる

2015年度第4四半期景況アンケート結果


投資先企業の2015年度第4四半期の景況アンケートによると、2016年1〜3月期の売上実績、利益実績、業況判断の各D.I.はいずれも悪化、次期四半期も悪化を見通す等、一層慎重なスタンスを強めている。

1.2016年1 〜 3月期の売上実績D.I.(増収企業割合−減収企業割合)は前四半期の2.7から▲5.5へ、利益実績D.I.(増益企業割合−減益企業割合)では▲1.0から▲6.9へ、業況判断実績D.I.(好転企業割合−悪化企業割合)は2.2から▲2.8へ悪化した。いずれの指標も5ポイント以上悪化しており、悪化幅も比較的大きなものとなった。

2. 利益実績D.I.を業種別推移表で見ると、2016年1 〜 3月期はマイナスを示す業種は前回より2業種増加し9業種、指標自体が悪化した業種も9業種と、前回より3業種増加した。全体的に悪化傾向が目立つ結果となった。

3.2016年4 〜 6月期の見通しD.I.は、2016年1 〜 3月期の売上実績D.I.▲5.5から見通しD.I.▲5.7へ、利益実績D.I.は▲6.9から見通し▲10.7へ、業況判断D.I.は▲2.8から見通し▲4.8への悪化を見込んでいる。
 利益実績の増減割合でみると、悪化を見通す企業は減少しているものの、増益を見通す企業の減少幅が大きく、全体として非常に慎重なスタンスを強めている。
 4月発表の日銀短観でも、中小企業・大企業ともに、景況感は前回から悪化、先行きも更なる悪化を見込んでいる。海外の懸念要因は相変わらずで、悲観的な材料(テロ・難民・中国経済の悪化等)には事欠かない状況にある。また、足下では為替相場が円高傾向にあることから、輸出企業・インバウンドへの影響が懸念されつつある。
 当面は一層慎重なスタンスが続き、期待は政策絡み(消費増税の延期、日銀の追加緩和、サミットでの内需喚起等)という状態が続きそうだ。

景況アンケート概要

実施時期 ・・・・・・ 2016年3月中旬
対象先 ・・・・・・ 879社
回答数 ・・・・・・ 600社
回答率 ・・・・・・ 68.3%
ご協力ありがとうございました。


 

■売上及び利益実績・業況判断のD.I.(前年同期比)の推移 (クリックで拡大

 
 

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